2012.08.22 (Wed)
BOOKのある生活。
お盆が過ぎたことで暦の上だけではなく、朝夕の気温にも秋の季節を感
じるようになってきました。
さてBLOGの表題ですが、BOOKと言えば、今や日本人の利用者が1000万
人を超えたと言われるFACEBOOKが思い浮かぶところ。私も周囲の方も
この新たなBOOKと向き合う生活スタイルが増えており、これは政治にも
大きな変革をもたらすと期待されています。
ただ今回は、季節に合わせたBOOKとして「本」について書こうと思います。
政治とSNSの付き合い方はこれからの大きなテーマであり、今後、自らの考
えを綴ってみたいと思います。
秋が近づくと“食欲”が出てきます。いわゆる“食欲の秋”です。
他にはスポーツや芸術の意欲も、秋の到来とともにやってきます。
あわせて訪れるのが“読書の秋”です。
ただ、現代人は、インターネット、テレビ、新聞、SNS(FACEBOOKやTWITTER)
等に見られるように、日常生活では最新の情報取得や情報発信作業を行うこと
に忙しく(私自身もその一人)、読書とは疎遠になりがち。
とくにスマートフォンやノートPCが手元にあることで、常に最新の情報を追い求
る傾向が強くなっているように思います。
そこで私はBLOG「年男的、年頭所感」で述べたように、最近の「情報追従」の
気持ちを少し抑えて、お気に入りの丸椅子に座り、本に触れる時間を設ける日
課を心掛けています。僅かな時間でも活字と向き合う…何とも心地のよい時間。
それも「本の効用」の一つかと思います。
実際、各分野の賢人たちも、各自の言葉で読書の意義や大切さについて言及
しています。(以下は一部紹介)
****************************************************
◆城山三郎氏(作家):
「人間は、日に4度、メシを食うものだ」
「はぁ?」
「3度は、ふつうのメシを食う。あとの1度は活字のメシを食え。
つまり、読書だ」(小説の一文より)
◆ココ・シャネル氏(デザイナー):
「本を読む時間があってもいいわね」
◆岡本太郎氏(洋画家)
「さしあたり惹かれるものがなかったら、本を読むのもいい。
この頃みんな本を読まないらしいが、本は自分自身との対話だ」
◆大平正芳氏(元総理大臣):
「読書の効用は文章の彫琢練磨にあるのではなく、自らの生行実践の
光明を見出すものである」
****************************************************
仕事柄、様々な年代や業種(OB含む)の方と接しますが、その際、時間を忘れ
て楽しく過ごせた経験として、私が持ち得なかった「新しい知識やモノの見方」
を学べたことという点があります。もちろん住民の方や友人との向き合い方は
それだけではありませんが、対話をした後、自らの中で新たな発見や気付きが
あった場合には、大きな充実感があるのは紛れもない事実です。
(もちろん楽しい話をしながらのコミ(ノミ)ニケーションも大好き!)
それは街頭・駅頭活動中でも同じ。皆さんからの声でも論理的・体系的と言った
ことに裏打ちされた「問題の本質」を見抜いたご指摘やご意見をいただいた時に
はハッとさせられることが多くあります。
(他人の毀誉や噂話、感情的なご意見も大切な情報の一つとして頂いています)
読書にもまた、そのような「発見や気付き」を与えてくれる可能性があります。
デジタル機器や大衆情報誌が隆盛の今、最新(ポピュラー)の情報だけではない
「価値のある情報」が、そこにたくさん埋もれていると感じるからです。
現代人の“活字離れ”が指摘される昨今、秋の足音が近づく中で“本のある生活”
を毎日30分でも心掛けてみる…秋の夜長の到来を前に、少し意識してみてはいか
がでしょう。
(ちなみに流山市内の小中学校では数年前より“朝読書”を実践中。好評です!)
「現実に旅に出なくとも、たとえば読書を通じて、いくらでも心の旅に出ることは
できる。あてもなく書物の海を渡り、書物の山を越えて行けば、半年のち一年
のちには、きっと新しい視野がひらけてくるはずである」
(城山三郎著「男子の本懐」より)
日中は五感を全開にして街を歩き、人や物事に触れ合い、夜は感性を落ちつけて
本と向き合う、そんな想いを巡らす盆明けの今日この頃です。
◆“森りょうじ”的政治・議会活動の判断材料
1)住民の声など(自らの目に触れ、耳にして聴いたこと)
2)歴史的な事象(本にはこの点に関するヒントが多くあり)
3)客観的データ(数値や他市の事例と比較したもの)
4)法律的見地 (法律が出来た歴史的背景もしっかり認識)
5)経験測 (未熟者ですが、過去の経験を生かす)
厳しい暑さもまだまだ続きそうです。お体どうぞご自愛下さい。
森 亮二
【事務連絡】
平成24年第3回定例会は9月6日(木)~10月9日(月)の予定。
今定例会では平成23年度決算審査が行われます。
※詳細が決まりましたら、改めてご案内します。

(閉店するお店で見つけた4,000円弱の丸椅子)
じるようになってきました。
さてBLOGの表題ですが、BOOKと言えば、今や日本人の利用者が1000万
人を超えたと言われるFACEBOOKが思い浮かぶところ。私も周囲の方も
この新たなBOOKと向き合う生活スタイルが増えており、これは政治にも
大きな変革をもたらすと期待されています。
ただ今回は、季節に合わせたBOOKとして「本」について書こうと思います。
政治とSNSの付き合い方はこれからの大きなテーマであり、今後、自らの考
えを綴ってみたいと思います。
秋が近づくと“食欲”が出てきます。いわゆる“食欲の秋”です。
他にはスポーツや芸術の意欲も、秋の到来とともにやってきます。
あわせて訪れるのが“読書の秋”です。
ただ、現代人は、インターネット、テレビ、新聞、SNS(FACEBOOKやTWITTER)
等に見られるように、日常生活では最新の情報取得や情報発信作業を行うこと
に忙しく(私自身もその一人)、読書とは疎遠になりがち。
とくにスマートフォンやノートPCが手元にあることで、常に最新の情報を追い求
る傾向が強くなっているように思います。
そこで私はBLOG「年男的、年頭所感」で述べたように、最近の「情報追従」の
気持ちを少し抑えて、お気に入りの丸椅子に座り、本に触れる時間を設ける日
課を心掛けています。僅かな時間でも活字と向き合う…何とも心地のよい時間。
それも「本の効用」の一つかと思います。
実際、各分野の賢人たちも、各自の言葉で読書の意義や大切さについて言及
しています。(以下は一部紹介)
****************************************************
◆城山三郎氏(作家):
「人間は、日に4度、メシを食うものだ」
「はぁ?」
「3度は、ふつうのメシを食う。あとの1度は活字のメシを食え。
つまり、読書だ」(小説の一文より)
◆ココ・シャネル氏(デザイナー):
「本を読む時間があってもいいわね」
◆岡本太郎氏(洋画家)
「さしあたり惹かれるものがなかったら、本を読むのもいい。
この頃みんな本を読まないらしいが、本は自分自身との対話だ」
◆大平正芳氏(元総理大臣):
「読書の効用は文章の彫琢練磨にあるのではなく、自らの生行実践の
光明を見出すものである」
****************************************************
仕事柄、様々な年代や業種(OB含む)の方と接しますが、その際、時間を忘れ
て楽しく過ごせた経験として、私が持ち得なかった「新しい知識やモノの見方」
を学べたことという点があります。もちろん住民の方や友人との向き合い方は
それだけではありませんが、対話をした後、自らの中で新たな発見や気付きが
あった場合には、大きな充実感があるのは紛れもない事実です。
(もちろん楽しい話をしながらのコミ(ノミ)ニケーションも大好き!)
それは街頭・駅頭活動中でも同じ。皆さんからの声でも論理的・体系的と言った
ことに裏打ちされた「問題の本質」を見抜いたご指摘やご意見をいただいた時に
はハッとさせられることが多くあります。
(他人の毀誉や噂話、感情的なご意見も大切な情報の一つとして頂いています)
読書にもまた、そのような「発見や気付き」を与えてくれる可能性があります。
デジタル機器や大衆情報誌が隆盛の今、最新(ポピュラー)の情報だけではない
「価値のある情報」が、そこにたくさん埋もれていると感じるからです。
現代人の“活字離れ”が指摘される昨今、秋の足音が近づく中で“本のある生活”
を毎日30分でも心掛けてみる…秋の夜長の到来を前に、少し意識してみてはいか
がでしょう。
(ちなみに流山市内の小中学校では数年前より“朝読書”を実践中。好評です!)
「現実に旅に出なくとも、たとえば読書を通じて、いくらでも心の旅に出ることは
できる。あてもなく書物の海を渡り、書物の山を越えて行けば、半年のち一年
のちには、きっと新しい視野がひらけてくるはずである」
(城山三郎著「男子の本懐」より)
日中は五感を全開にして街を歩き、人や物事に触れ合い、夜は感性を落ちつけて
本と向き合う、そんな想いを巡らす盆明けの今日この頃です。
◆“森りょうじ”的政治・議会活動の判断材料
1)住民の声など(自らの目に触れ、耳にして聴いたこと)
2)歴史的な事象(本にはこの点に関するヒントが多くあり)
3)客観的データ(数値や他市の事例と比較したもの)
4)法律的見地 (法律が出来た歴史的背景もしっかり認識)
5)経験測 (未熟者ですが、過去の経験を生かす)
厳しい暑さもまだまだ続きそうです。お体どうぞご自愛下さい。
森 亮二
【事務連絡】
平成24年第3回定例会は9月6日(木)~10月9日(月)の予定。
今定例会では平成23年度決算審査が行われます。
※詳細が決まりましたら、改めてご案内します。

(閉店するお店で見つけた4,000円弱の丸椅子)
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