2018.02.02 (Fri)
駅頭・街頭所感(16年目の活動開始にあたって…)
平成15年1月から始めた朝の駅活動も16年目を迎えました。例年のこの
時期と比べて今年の寒さは異常的なものと感じましたが、寒いのが非常に
苦手であった私も自ずと鍛えあげられたのか、毎朝元気に活動することが
できています。少し無理が祟ったのか、少し風邪を拗らせましたが…。
その裏にはこの寒さにも関わらず、たくさん方々に活動を温かく見守って
いただいていることも理由の一つです。ビラをお読み頂き感想のメールを
いただく方もいれば、毎回激励のお声掛けや握手をいただく方の存在もあ
り、それらが大きな力になっていることは言うまでもありません。この場をお
借りして感謝をお伝えしたいと思います。
その中で、最近の活動現場で感じたことについて少し綴りたいと思います。
それは駅頭における反応の変化です。一つは女性、もう一つは高校生や大
学生など(いわゆる20歳未満の新しい有権者層)に関する関心の高さです。
駅利用者と言えば、当然、老若男女の方々になるのですが、通常、私たちの
ような活動者側にとっては特に反応が高い中高年層を中心に訴えかける
傾向があります。
ただしここ数年の社会情勢の変化とも言うべきか、女性の方々から高い
反応を頂きます。直接足を止めて頂いた上で相談事やご提言を頂くことも
あれば、また「女性視点」ならではの相談内容もあります。男女共同参画
社会に始まり、今は女性活躍が求められる時代であることからしても、
今後更なる参画や関心の高まりが期待されます。ちなみに現在の流山市
議会は議員28名中、女性議員が7名(割合にして25%)いらっしゃいます。
これは近隣市と比べても高い割合になっていますが、人口や住民の半分
は女性であることを考えると、政治の中でも更に女性の割合が高まっても
不思議ではありません。個人的には一年後に行われる統一選挙でも更な
る飛躍があるような気がしています。
もう一方で注目すべきは平成27年6月に法改正がなされ、選挙権年齢が
引き下げられたことで新たに選挙における対象者となった18・19歳の方々
の反応です。目に見えて高い…と言えるまでには至っておりませんが
(投票率も同様ですが…)、反応を示してくれる方々が日々確実に増えつつ
あるように思います。学校現場では「主権者教育」が行われ、民主主義の中
で自分たちが主役であること、また『政治』は自らの生活の中と切り離せない
存在であることなどを伝えています。教育現場での地道な努力の積み重ねに
加え、我々政治に携わるものが、彼にしっかりとメッセージを発信していくこと
の責務を強く感じます。そうすると当然私たち政治家側も彼らに分かりやすく、
また若者の目線も取り入れた政策をしっかり盛り込んでいく必要性を感じます。
まだまだ伸びしろの高い分野であり、私も高い関心を寄せています。
現代は変化の早い時代。現場の中でそれらの“変化”を感じ取り、対応
していく力が求められてきます。「職業としての政治家」を説いた社会学
者マックスウェーバーは『政治家にとっては、情熱・責任感・判断力の三
つの資質がとくに重要である』と言いました。政治の重要性を訴えかける
「情熱」、今後社会を担う若い世代などにも訴える「責任感」、そして、
前述のように社会の情勢変化をとらえる「判断力」、これらの視点を持ち
合わせながら、16年目となる駅・街頭活動を展開していきたいものです。
平成30年2月2日 流山市議会議員 森 亮二

【お一人お一人に心を込めて手渡しをしています】

【働き蜂と言える"相棒"のコピー機・メガホン】
時期と比べて今年の寒さは異常的なものと感じましたが、寒いのが非常に
苦手であった私も自ずと鍛えあげられたのか、毎朝元気に活動することが
できています。少し無理が祟ったのか、少し風邪を拗らせましたが…。
その裏にはこの寒さにも関わらず、たくさん方々に活動を温かく見守って
いただいていることも理由の一つです。ビラをお読み頂き感想のメールを
いただく方もいれば、毎回激励のお声掛けや握手をいただく方の存在もあ
り、それらが大きな力になっていることは言うまでもありません。この場をお
借りして感謝をお伝えしたいと思います。
その中で、最近の活動現場で感じたことについて少し綴りたいと思います。
それは駅頭における反応の変化です。一つは女性、もう一つは高校生や大
学生など(いわゆる20歳未満の新しい有権者層)に関する関心の高さです。
駅利用者と言えば、当然、老若男女の方々になるのですが、通常、私たちの
ような活動者側にとっては特に反応が高い中高年層を中心に訴えかける
傾向があります。
ただしここ数年の社会情勢の変化とも言うべきか、女性の方々から高い
反応を頂きます。直接足を止めて頂いた上で相談事やご提言を頂くことも
あれば、また「女性視点」ならではの相談内容もあります。男女共同参画
社会に始まり、今は女性活躍が求められる時代であることからしても、
今後更なる参画や関心の高まりが期待されます。ちなみに現在の流山市
議会は議員28名中、女性議員が7名(割合にして25%)いらっしゃいます。
これは近隣市と比べても高い割合になっていますが、人口や住民の半分
は女性であることを考えると、政治の中でも更に女性の割合が高まっても
不思議ではありません。個人的には一年後に行われる統一選挙でも更な
る飛躍があるような気がしています。
もう一方で注目すべきは平成27年6月に法改正がなされ、選挙権年齢が
引き下げられたことで新たに選挙における対象者となった18・19歳の方々
の反応です。目に見えて高い…と言えるまでには至っておりませんが
(投票率も同様ですが…)、反応を示してくれる方々が日々確実に増えつつ
あるように思います。学校現場では「主権者教育」が行われ、民主主義の中
で自分たちが主役であること、また『政治』は自らの生活の中と切り離せない
存在であることなどを伝えています。教育現場での地道な努力の積み重ねに
加え、我々政治に携わるものが、彼にしっかりとメッセージを発信していくこと
の責務を強く感じます。そうすると当然私たち政治家側も彼らに分かりやすく、
また若者の目線も取り入れた政策をしっかり盛り込んでいく必要性を感じます。
まだまだ伸びしろの高い分野であり、私も高い関心を寄せています。
現代は変化の早い時代。現場の中でそれらの“変化”を感じ取り、対応
していく力が求められてきます。「職業としての政治家」を説いた社会学
者マックスウェーバーは『政治家にとっては、情熱・責任感・判断力の三
つの資質がとくに重要である』と言いました。政治の重要性を訴えかける
「情熱」、今後社会を担う若い世代などにも訴える「責任感」、そして、
前述のように社会の情勢変化をとらえる「判断力」、これらの視点を持ち
合わせながら、16年目となる駅・街頭活動を展開していきたいものです。
平成30年2月2日 流山市議会議員 森 亮二

【お一人お一人に心を込めて手渡しをしています】

【働き蜂と言える"相棒"のコピー機・メガホン】
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