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2018.03.02 (Fri)

自分の眠る場所は?(議案審査を通じて感じたこと)

平成30年第1回定例会、日々議案審査の真っ只中です。

第1回定例会は、毎年この時期に開催されることから通称「3月議会」とも言われ、一年で一番
重要な議会とも言われています。それは皆さまからお預かりしている税金の使い道を決める
「一般会計予算」の審査があり、予算審査に臨む担当委員は調査・研究を含めると1カ月の間
に大量の資料を読み込む日々が続きます。

副議長として迎える第1回定例会は初めてになりますが、全ての審議に立ち合い、円滑に公平
に審議がなされているかを議長と一緒にチェックするため、やはり大量の資料を読み込むこと
に変わりはありません。

さて今定例会の主たる審査事項である「平成30年度一般会計予算」の審査を来週に控え、
今週は4常任委員会の審査が行われましたが、私の所管である市民経済委員会において
審査を行った一つの議案について取り上げたいと思います。

それは通称「墓地条例」と言われる「流山市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部
改正」議案です。条例改正議案の主な趣旨は「墓地などの建設を抑制する(作り難くする)
ための条例」ですが、近年墓地に代わる施設として注目されている「納骨堂」に対しても
対象を広げるものです。条例改正案には実際に建設をする際に周辺地域への説明責任の
強化や、隣接する居住者から100%の同意を求める内容が含まれています。一般的にごみ
処理場や火葬場と同様に、墓地関連施設は「迷惑施設」と言われており、市街地に安易に
建設されないように様々な規制をかけています。結果として「住み続ける価値の高い街」を
具現化することにもなり、これに対して異を唱える方は少ないと思います。

私もこの方針に賛成です。流山市は東京のベッドタウンとして街が形成されてきたことから
しても日常生活を送る地域に当該施設の建設は相応しくないと思います。

昨日の市民経済委員会の審査ではそのようなスタンスのもとに臨みました。結果として
委員会では「全会一致」を持って採択されました。

ただ審議の中では関連した質問として、様々な質疑を投げかけました。と言うのも、昨今
では墓地行政に関して全国で様々なトラブルが生じており、多くの自治体では、最終的に
行政に対応が求めらるケースが増えているからです。

規制強化の前に乱開発した墓地業者同士が価格競争に巻き込まれているようで、建設
した後に倒産してしまうもケースその一つです。結果として事前に購入していてもお墓に
入れないことになります。また建設することに対して規制を強化したことで、対象から外
されているお寺などから民間事業者が「名義を借りて建設する」ケースも出てきています。
供給過剰の一因でもあります。なお、流山市ではこれらの二事例はありませんでした。

一方、広範な意味で墓地行政関連になると思い質問したのが「亡くなられた際の故人の
対応」です。と言うのも、現代は核家族化や生涯未婚率の高まりなどを受けて、最終的に
引き取り手のない「無縁遺骨」の問題が生じています。また生前に墓地などを購入してい
ても、墓地の存在や場所を家族や関係者に情報を共有していないことなどから、結果と
して「無縁遺骨」になってしまい、やはり行政に対応が求められる事例なども増えている
ようです。流山市でも毎年数例あり、また市営墓地がないことから、提携している市内の
お寺に納骨しているとの答弁がありました。

これらの問題回避に向けてはエンディングノート講座などの「終活」を推進する自治体も
増える中、流山市はこのような点に対する問題意識が希薄な印象を受けました。最終的
に議案に賛成しましたが、今後、誰しもが迎える「人生の終わり」に対し、しっかり事前に
準備をすることが、“残りの人生を安心して過ごす”ためにも必要な条件となりそうです。
現在、普及している「終活」の更なる普及や相談窓口設置などの対策が有効と言えます。

今は自ら眠る場所や方法(手段)が多様化しています。死後への対応も個々人の意思が
尊重される社会になりつつあるとも言えますね。今回のブログは少し寂しいテーマに関し
ての内容であり問題提起のような気もしていますが、審査を通じて感じた“率直な気持ち”
を思い綴ってみました。少しでも共有頂ければ幸いです。

来週からは予算審査委員会。引き続き今定例会の後半戦も頑張ります!
三寒四温が続いています。どうぞご自愛下さい。

流山市議会議員 森亮二

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【森×森×森=森だくさん】※Twitterより(2/25)
大畔にある"森の美術館"では、現在『畠山孝一展』が開催中。
陸前高田市の元漁師の画家が描く『三陸の岩たち』は威風堂々
としており、観る人を圧倒します。元三郷市議会議員でもある
オーナーの"森さん"とまちづくり談義にも花が咲きました!
なんとも"森だくさん"な一日でした。
http://morino-bijutsukan.com
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